- スタッフブログ
- 2022.10.31
新米入荷しました!
食欲の秋ですね。朝晩と肌寒くなって来たこの昨今、温かいご飯が美味しい季節になってきましたね。レストランのご飯も新米が入りました。特にお店で告知している訳では無いのですが、この時期になるとご飯のお代わりや大盛が増えるそうです。美味しいご飯は皆様分かるんですね。今日はそんなデリーのご飯についてお話したいと思います。このブログもカレーや一品料理について色々書いてきましたが、カレーの大切な相方である「ご飯」について書く事を思いい至らず今日まで来てしまいました。ですが、本日社長とお話をしていてとても大切な事と思いましたのでお伝えしたいと思います。
いつでも美味しいデリーのご飯。デリーのカレーに合う様味や食感にこだわり、選び抜いたお米を使用しております。美味しいカレーと相性の良いお米を探して、初代社長~現社長に至るまで気を抜く事無くずっとこだわり続けています。デリーで扱うお米はトータルすると年25~30t。この膨大な量のお米を高度な精米方法を持ち品質を保ちながら安定供給して下さる業者を探すまでの道程は決して平坦な物ではありませんでした。初期のお米屋さんでは精米を軽く済ませてごまかそうとした米屋もあったそうで、初代社長が「これはうちが指定した精米方法では無い」と見抜き業者を変えた事もあるとか。現社長も美味しいお米の産地の視察から精米方法までを学び、毎日お店に美味しいお米が安定的に届くようルート作りをいたしました。
気になるデリーのお米ですが、品種は初期~2011年までは栃木県産のコシヒカリを使用しておりました。味も良く粘りが少なく、安定供給に的していたからです。ですが東日本大震災において安定供給が難しくなり困っていた所、銀座のお米問屋さんが現在の石川県のコシヒカリを紹介して下さり今日に至ります。
美味しいお米を手に入れる一方、精米方法にもこだわり大手問屋さんの強馬力の出せる機械で、余計な熱が加わらない様一気に仕上げてもらっています。それによりお米がより美味しく保たれます。更に料亭使用米の様に、通常よりお米を多く磨き時間が経っても美味しくお召上がりいただける様工夫をしております。強馬力で精米した芯に近い美味しい所だけ残したお米を2、3日で使い切り、細かに発注をかける事で常に精米したてのお米がお店に届く様にしております。更に上野店では少なめの一回約20人前を炊飯。一日に何度も炊飯する事で、炊き立てのご飯を提供出来る様工夫しております。毎日、いつでも美味しいご飯を皆様に。カレーに負けない位のこだわりと自信をもって日々提供しております。
デリーの主食。石川県産コシヒカリ「新米」をこの機会に是非ご賞味下さいませ。
カレーと共に熱々のご飯を頬張れば体の中からぽっかぽか!美味しい湯気の香りと共にお楽しみ下さい。
TEXT:NAKANISHI