atelier DELHI がオープンしました。

ここからまた新たな物語がスタートします。まずは工場部門からスタートです。こちらにてオンラインショップで販売中の「たまに食べるならこんなカレーシリーズ」や「Xmasディナーセット」等の工房としての役割を担っていきます。先週には無かったスパイスの香りも立ち込め、工房は息を吹き込まれた感じがします。今回は製造業のみのオープンですので静かにスタートしました。

完成したアトリエは客席に配置された間接照明を初め、全体的に落ち着きのある温かみを感じられる内装に仕上がりました。

そんな中、店内に入って頂きますと一際目を引く存在があります。それはオレンジを基調とした壁面に植物の絵と共に書かれたヒンディー語のメッセージです。

何と書いてあるのでしょう？私には「デリー」と「アトリエ・デリー」しか理解できません(´;ω;｀)。

そこでメッセージの作者、外語大出身の本多さんに日本語訳を教えて頂きました。

【原文訳】

「デリー」は日本人が興した初めてのインド料理レストランです。エキゾッチックなインド亜大陸のローカル料理を、日本人の好みに合うようにアレンジし提供しています。

ここ「アトリエ・デリー」の商品は、単なる工場の大量生産とは全く違い、本場プロのコックが一つ一つ心を込めて手作りしたものです。

「本場の味を　多くの人達に」

創業以来のポリシーのもと、自信を持って提供します。

以上です。

成程。とても大切な事が書かれていました。デリーのこれまでとこれからをつなぐ言葉でしたね。デリーの企業理念は守りつつ、新しい道を模索し、より多くの人達に本場の味をお届けする努力を続けて行く。まさに「atelier DELHI」の壁面に相応しい言葉だと思います。

この言葉に恥じない様、スタッフ一丸となって、デリーらしくこだわった美味しく、新しい料理を提供して行きたいと思います。

レストラン部門のオープンは来月中旬予定です。まだお客様は入っていませんが、これから皆様と美味しい時間を共有出来たらと思います。

レストランオープン時には、沢山の方々に足を運んで頂ける様準備を整えてお待ちしております。

追記

上野公園の桜が大分、花を付けて来ました。徐々に写真を撮っている人の数も増えている気がします。こちらも今しばらく見守りたいと思います。

TEXT:NAKANISHI