- スタッフブログ
- 2019.11.14
「人はチェーン店について語るとき、なぜか急に上から目線になる」が図星すぎて死んだ
好きな飲食店を挙げるとき、どうしても特別なお店でなければと考えがちです。
しかし実際、日常的には、チェーン店を利用することのほうが多いというのは私だけではないはず。
つまり、外食にも日常と非日常が存在しているにも関わらず、非日常の目線を基準にしてなんとなく「チェーン店はそれなり」みたいに思ってしまう状況。
『人気飲食チェーンの本当のスゴさがわかる本』の冒頭でその指摘があり、たしかにその通りですゴメンなさいと思いました。
著者の稲田俊輔さんはカレー界でもおなじみ、あのエリックサウスの稲田さん。
異なる業態の店舗をプロデュースしてきたプロならではの視点と、消費者として自分もこれが大好きという視点を行き来しながら(ここが嬉しいところ!)、チェーン店のすごさを分析しています。
とくに事細かに書かれている「サイゼリヤ」の章では、本当に楽しむべきポイントが論理的かつエモーショナルに書かれており、読んだら必ずサイゼリヤに行きたくなりますよ。
私も早速、簡単なオススメを試してきましたが、ふ~む、なるほど、ほんとだ美味しい! と興奮してしまいました。
これ以外にも稲田さんの知見とオススメがたくさん紹介されており、徹底的にチェーン店を楽しむ攻略本として、とても楽しい1冊でした。
Text: Honda