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- 2019.04.04
ボルシチをベンガルで一工夫
春まっさかり。少々季節外れですがボルシチを作ってみました。
一時、ボルシチにはまっていたことがあって。 ご存知の方もいらっしゃると思いますが、その昔軽井沢にデリーが2店舗、夏期営業していました。ひと昔前の軽井沢は、観光客は少なく勿論アウトレットもありません。しかし別荘地としては、結構な賑わいで東京から有名なレストラン、料亭に高級中華料理店、おしゃれなカフェやブティックがぞくぞく出店していました。
繁忙期を除くとヒマな時もあって、私が軽井沢店に手伝いに行ったときは、このときとばかりイタリアンやフレンチ、などと食べ歩きを楽しんでいましたね。 中でもよく通ったのがロシア料理のお店。 ロシア人家族が避暑を兼ねて営業していたのですが、お店も別荘で雰囲気が良く家庭的で素朴な味がまた良かった。ボルシチ、ペルメニ、ピロシキなど良くいただきました。
時代が変わり、デリーも含め当時のお店はほとんどやっていません。 ボルシチも外でいただく機会が減って自ら作ることに。手元にある材料で作ってみたのがベンガルミックスのボルシチ。 割と家族の評判が良く冬ともなるとちょいちょい作りました。 ビーツは買いに行くのが面倒なので入れません。
だいたいのマイレシピ)2人前
1牛肉シチュウ用 200g 塩コショウして炒める。
2 玉ねぎ一個を大きめカット、にんじん半分を大きめ乱切り、にんにく一片薄切り。
3 煮込み鍋に油をひき、まずにんにくを軽く炒め、玉ねぎとニンジンを入れざっと炒める。
4 そこへ炒めた牛肉を加え、トマト缶かトマトジュース1カップ、水3カップとスープの素、 ローリエ 1枚、赤ワインカップ半分くらい注いでひたすら弱火で煮る。 まあ1時間程度。水分の減りが多いようなら水を足してください。
5 お肉が柔らかくなったら、大振りに切ったセロリ、じゃがいも、キャベツを投入。
途中、味見するとトマトの酸味が結構あるので、砂糖を大匙一杯くらい入れてみます。塩、コショウも様子をみて入れてください。
6 いよいよ終盤、ベンガルカレー登場。入れすぎてもだめ、少なすぎてもダメなので今回は半分入れてみたらバッチリ決まった!
もとはというと牛肉ポトフのトマト味なのですが、決定的に違うのは、ベンガルカレーを加えることなのです。 ベンガルカレーに入っている様々なスパイスや野菜達、スープストックが味に深みと奥行きを出してくれるのでしょう。 ベンガルカレーはトマトと相性がいいのでスープや煮込み料理に何か物足りないなと感じたら調味料として使ってみるのもおすすめです。
残ったベンガルカレーは、冷蔵庫で一週間ぐらい持ちます。カレーの具材は何でもOK。お店ではビーフベンガルカレーが人気があります。薄切りの牛肉と玉ねぎとピーマンの薄切りを炒めベンガルカレーに加えてひと煮たち。
ピーマンがキーアイテム。お忘れなく。
Text: U.T