DELHIデリー Online Shop

デリースタッフブログDELHI Staff Blog

デリースタッフによるブログ。デリーの最新情報満載です!

社長に聞いてみた
2019.01.09

第2回【社長に聞いてみた】社長にとって料理とは何ですか?

昨年、レトルトカレーがルウの市場を上回ったというニュースがありました。若者だけでなく、共働き世帯、子育て世帯、高齢の方々、料理をしない人が増えているように感じるなか、「料理をする意味」とは? 社長に聞いてみました。


あのニュース、率直にどんなことを思いましたか?


社長:
チャンス!と思った。分からないけど反射的に(笑)。というのも、昔からラーメンは外で食べるもの、カレーは家で作るもの、とずっと言われてきた。ついにその流れからカレーが脱却したのだと捉えれば、僕らにとってはビジネスチャンスじゃないか。

─ そうですね。たしかに私の住んでるような郊外の町には、カレー屋さんがないので、食べたいけど作りたくないときに「レトルトカレー」という選択肢になっている流れもあると思います。

便利なカレールウも、今ではむしろ「面倒な料理」という見解については?


社長:
それは何て言うのかな~。二極化しているとは思う。料理をする人はするし、しない人はしないことを徹底するだろうね。そんなふうに感じる。だから例えば料理をしない人に、食材から何からセットしてあげて「はいどうぞ」と言っても、作らないものは作らない。逆に、作る人からすれば余計なお世話なわけでね(笑)。そういう意味では、そうも言えるのかな。

─ じゃあ、これからむしろルウは料理の上級者が使うものになったりして。

デリーの商品はレトルトにもルウにも含まれませんが、こういったライフスタイルの変化に影響を受けるでしょうか?


社長:
影響は受けないと思う。だって、僕らのは中途半端だろ?(笑)。そこが強みであり、良さだよ。どちらにも属さず、ずっとずっと隙間を彷徨って行こうよ。

─ 言い方(笑)もう少しオブラートに包んでください。

では、最後まとめます。スーパーの惣菜やコンビニのお弁当など、お手軽な食品がたくさんあるなかで、社長にとって自分で料理をすることの意味とは?

自分で料理をすることの意味とは?


社長:
料理をする人って、僕も含めて、人から褒められたいわけ。喜んで欲しいし、美味しいと思ってもらえるように考えを巡らせながら作る。だからツラいぞ~? 目の前で無言で食べられたりすると(笑)。「この野郎~・・・」と思うよほんとに(笑)

─ なんかそれ、具体的な人物を思い浮かべて言ってませんか?(笑)では、社長にとって料理とは人と人が穏やかに暮らす上で重要なもの、って感じですかね。

ありがとうございました。


今回はあまり料理をしない側の私が、社長に「意味」を聞きましたが、料理をする人たちそれぞれの「意味」をもっと聞いてみたい気がしました。社員のみなさま、これからはコックさんたちをもっと褒めてあげましょう!

Text: Honda