デリー製品の構成は大まかに、原材料、包材に分けられます。

原材料・・・・香辛料、野菜、加工品…

包材は・・・・化粧箱、パウチ、段ボール…

原材料の品質については当然吟味します。

味だけでなく、添加物の有無、安全性、（そして価格）。。など

それらを総合判断してどの原材料を仕入れるかを決定します。

包材についても、品質、ロット（１回の発注単位）、価格などを考慮します。

ここまでは目に見える話ですが、実は製品で大事なのが製造工程です。

例えば、同じ原材料を使っていても、炒め温度や時間で全く違うものができます。

更に言うと、原材料を入れる順番が違うだけで（例えば、「玉ねぎ→香辛料」が「香辛料→玉ねぎ」）これが同じ原材料で同じ配合で作ったもの？というほど、最終的な味が変わってしまうのです。

そして、殺菌方法。

レストランのように作ったものをそのままご提供し、作り立てをお召し上がりいただけるものとは違い、一定期間の保存を想定したものが工場製品です。

デリーでは、この殺菌方法にもこだわっていて、味と安全性のバランスを深く考察し、最終的な仕様を決めていきます。

新製品の開発は、レシピ考案→サンプル製造→評価→手直しと進みますが、少量で作ったサンプルを工場のラインで製造するのが、また一苦労です。

例えば、サンプルで作った量の５０倍の量を工場で製造する場合、単に各原材料の量を５０倍にしただけだと、これまた違うものになってしまいます。

デリーでは今までの経験即から、どこをどう調整すれば良いかというノウハウを持っています。

まさに、この工程全てが、我々のノウハウであり、デリーの強みなのです！

（ですので、詳細をお伝えしたいのですが、企業秘密の部分になりますので泣く泣く割愛することにします・・・。）

デリーの製品コンセプトは、「レストランの味をご家庭に」です。

営業、開発、製造、購買．．．それぞれの部署では、日々このことを念頭に業務に勤しんでいます。

Text: Riki