- 社長雑談
- 2018.02.14
ビリヤニと寸胴のお話
画像はカッチビリヤニを作ろうしているところです。
ちなみに蓋は、インドで買ったもので、この半寸用のものではありません。
本来は少し茹でたコメの上に、肉か野菜やスパイスを、生のままぶち込んで蓋をし、じっくり煮あげたもの。
というのが個人的解釈です(カッチが生という意味とか)。
現地では、ロタと呼ばれる、銅、アルミやステンレスを使った鍋を使います。
一般にレストランでの煮込み料理には、アルミの寸胴や半寸をなどを使います。
高級店やこだわり店は銅製のものも使いますが、価格はアルミの4,5倍するのでは。
なぜアルミかというと、熱伝導がいいからです。
逆にステンレスは、熱伝導が悪く、火に当たっている部分が熱くなり、鍋全体に伝わりにくいので、焦げやすいということになります。
カレー屋では、このアルミの寸胴、消耗品です。
タマネギも我々はずうっとアルミの寸胴で作ってきましたので、毎日毎日火に当たり、スパテラでたたかれているので、大体1年で寿命が来ます。
もちろん買うのは「蓋なし」です。
一緒に買っていると、蓋ばっかり増えますし、価格も高いですから。
もし、道具屋で2代目以降のを買うときは、「蓋なしで」と言ってみてください