- 社長雑談
- 2017.12.25
2018年のカレーを考える
今年のカレーのキーワードは、大阪、スリランカ、スパイスカレー、ネパール、マレー系などでしょうか。
”インスタ映え”もあって、ワンプレートでカラフルな、ミールスから、ライスに直接複数盛りつけるものが人気でした。
味としては、ローストスパイスにハーブ、そしてリベラルな発想(保守的、伝統ではないという意味)のスパイス使いのカレーが出てきて、カレー新時代の到来を感じました。
食材も、世界中からあらゆる物が届き、また、料理人の感性で日本の旬の即材やジビエなどを使用したりで、季節感を演出、「カレーは通年同じ」という概念も覆しました。
さて、このようにインド・アジア系カレーは、話題に事欠かなかったですが、欧風カレーは、水野仁輔さんの「黒船カレーを追え」くらいしかなかったのではないでしょうか。
果たして欧風カレーは?
このままでは終わらないでしょう。
簡便な調味食材を使わず、一から丁寧に作り上げているる欧風カレーは、職人技=スキルが必要です。
こういったカレーの逆襲もあるのではないでしょうか。
インドカレーでも、今の街食堂的なものだけでなく、王朝風の裏漉しした滑らかなカレーも喜ばれるかな。
2018年のカレーのキーワードの1つに、職人技、滑らかな喉越しが入るのでは・・・