- 社長雑談
- 2018.03.11
コルマカレー、作る
とあるテストのために、20年ぶりくらいでコルマカレーを仕込みました。
脳内の記憶の引き出しを総動員して、緊張気味に始めました。
やはり不安なのか、勘に頼らず、温度計を使い、温度を測りながらスパイスを投入。
煮込み時間もきっちり時計を使い、塩も少な目から徐々にと、まるで初仕込みのよう。
果たして結果は?
「まあ、普通においしい」ものでした。
個人的には、鼻から来る香りがちょっと足りないかな。
すごくホッとしましたが、そう簡単にいかないのがカレー。
次に作るとおいしいとはいえないことが多々起こる。
これがカレーの面白いところなのか、腕なのか。
何も考えずに、いつもおいしいものを作るコックがいる(全種類のカレーとはいいませんが)。
今回は、息子に手伝ってもらい、挽き立てのスパイスなど下準備をしましたが、温度、色・艶、香り、甘味、酸味、辛味、塩味、苦味、旨味、とろみ、出来上がり量などチェックすべきポイントがいっぱいあり、やはり毎日仕込んで体で覚える必要があります。
それでも、お客様から「違う」と言われますから。
よーく考え、しかし考えすぎず、これがコツ???