- 社長雑談
- 2018.01.26
カレー屋めぐり 52
カレー屋めぐりについて、何だかんだ書きましたが、「カレー屋めぐり 52」です。
黒門町のクローバーさんが、新作のキーマカレーを作ったと聞き、伺いました。
扉を開けると、50’s、60’sの洋楽と、奥様の笑顔に迎えられます。
そしてキーマカレーを注文。
さて一口目。
最初に感じるのは、「あっ、クローバーの味!」。
こういうのは他人が感じるもんなんです。
水野仁輔さんに、ポークビンダルー、サグ、ビリヤニと何を作っても、「デリーの味だなあ」と言われました。
スパイスも原材料も変えているのですが、無意識の好みが出ちゃうようです。
例えば、デリーのバターチキン。
多くの方から、「デリーのはライスに合う」と言われます。
ナンなどロティ類に合うように作っても、こういわれるのでしょう。
こちらのキーマは「鶏と豚のミックス」と書いてあります。
牛豚、羊豚はやりましたが、キーマでこの組み合わせは初めて。
口の中で味わってみると、これが面白いことに、豚の味も鶏の味もします。
個性が強くない者同士だからでしょうか? 新鮮。
キーマがつぶれていない、食感の残ったタイプですね。