デリー銀座店12月のカレーは、「ソフトシェルのナンドゥ・マサラ」です。

　インドで多く食べられているのが、マングローブガニ＝ノコギリガザミで、これがおいしく、今有名な俳優船越英一郎氏が、グルメロケでインドに行き、蒸したマングローブガニを食べ、「日本のカニよりおいしいかもしれない」と言っていました。

　以前は、東南アジアから多く入ってきていましたが、今は同じマングローブガニのソフトシェルにとって代わり、大型で甲羅の固いものはあまり見かけず、あっても高値です。

　そして銀座店では、このソフトシェルマングローブガニに米粉を付けてカラッと揚げ、チェンナイ風のカレーに仕上げました。
　ランチ時の女性客を考えると、手を使わず、パリパリと皮ごと食べられる方が、とも考えました。

　やはり南の料理には、南のカニの方が合うのかな、とも思います。
　
　カニは日本の冬の風物詩です。今年は熱帯のカニで・・・