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- 2015.03.19
マッチェリ・ジョル(魚カレー)その2
「たまに食べるならこんなカレー」のマッチェリ・ジョル。
何の魚を使うか迷っていましたが、ふとしたことを思い出しました。
”三つ子の魂百まで”ではありませんが、子供の頃(昭和30年代)、我が家は3人兄弟で皆食べ盛り。
母もボリュームのあるものをと思っていたのでしょう、イワシのトマト煮缶を買ってきて、パン粉を付けてフライにする料理が、たまに出てきました。
子供ですから、アジの塩焼きなぞより、ボリュームもあり、骨まで軟らかく食べられ、大好きなおかずでした。
その後はあまり食べるチャンスはありませんでしたが、上野店で働いていた頃、シュニルというベンガル人がいて、魚カレーが食べたいと言われ、賄いの予算もあるので、このトマト煮缶を思い出し、これで作りました。
彼は、手でこねるように食べながら「イワシに脂がのっててとてもおいしい」と喜んでくれました。
そして今回、「とろイワシ」の缶詰で、マッチェリ・ジョルを作ってみたところ(画像)、スタッフからは大好評。
魚の骨で袋に穴が開く心配もないし、骨まで食べられ味もいいと。
ということで、今、心はこの「とろイワシ」缶で作ってみようかと思っています。