近頃、ココナッツオイルがブレークし、特にピュアバージンオイルは品切れだとか。
　
　しかし、今の60台以上の人たちが若かりし頃、ココナッツの香りは、あまり好まれませんでした。

　よく言われたのが、サンオイル（日焼け用）の匂いだというもの。
　前田美波里のポスターが一世を風靡した資生堂、輸入品のコパトーンもサンオイルはココナッツの香りでしたので、化粧品的感じがしたのかもしれません。

　今は世界中の食品が輸出入される時代ですから、ココナッツの香りもおいしいものに変わっています。

　ココナッツオイルの効能は良く知りませんが、昔シンガポールの足裏マッサージ屋が、「マレー人は、朝、昼、晩とココナッツオイルを使っているので、心臓病が多い」といっていたことを覚えています。

　また、数年前、スローフード、地産地消のすすめがありましたが、そうなると、日本人には菜種油か米油になるのでしょうか。

　我々は、インド料理が基礎ですから、ココナッツオイル、ココナッツミルク、ドライココナッツ、そして個人的好みでココナッツビネガーは常備してあります。