- 社長雑談
- 2015.08.21
マライ、ヨーグルト、生クリーム
マライカバーブ、マライプロウンなど、インド料理には「マライ」と付いたものがあります。
この場合のマライとは、生クリームを指しています。
マライカバーブは、生クリームやカシューナッツペーストやヨーグルト、スパイスに漬け込んだ肉の焼いたもの、マライプロウンは、生クリーム入りエビカレーでしょうか。
もうひとつ、牛乳を沸かした時に、半透明の膜が張ることがありますが、これもマライです。
スワミシェフの得意料理に「マライコフタ」がありまして、コフタはお団子。マッシュポテトの団子の真ん中に、砂糖無しのホイップクリームを入れ、油で揚げる。
それをカレーソースと合わせて器に盛り、その上に、牛乳の膜を2本の竹串で湯葉のようにそっと覆います。
上等なベジタリアンカレーです。
インドでヨーグルトを買うと、この膜が張っているものがあります。
彼らはこの膜を冷蔵庫にキープし、ある程度たまるとフライパンに掛けて溶かし、バター(さらに澄ませばギー)にして、カレーに入れます。
バングラデッシュのボグラ(ヨーグルトで有名)風に、濃くて膜が張る甘いヨーグルトに挑戦中です。