- 社長雑談
- 2015.08.24
リー・ペリン ウスターソース
おなじみのリー・ペリンのウスターソース。ほぼ世界制覇をしています。
上野の老舗洋食(とんかつ)「ぽんた」も机に置いてありますが、この歴史が面白い。
19世紀、インド・コルカタから英国ウースター市に帰ったイギリス人が、おいしかったソースのレシピを持ち帰り、当時、スパイスを扱っていた、リーとぺリンという薬剤師に製造を依頼。
しかし、できあがりがまずく、ほっておいたら、18ヶ月後、樽の中で熟成されておいしくなり、できあがったとのこと。
何年か前に、この工場の製造工程を一部テレビで見ましたが、ニンニクとタマネギは、モルトビネガーに半年漬け込み、そこにアンチョビーと大量のタマリンドを加えて、後は秘密。
もちろん、シナモンなどのスパイスも使っているそう。
すなわち、イギリス人のこの人にとって、ウスターソースは「インドの思い出の味」なんですね。
はたして、コルカタで彼が食べたソースは何だったのか?
タマリンドがキーだと思いますが、まず思い浮かぶのが、パニプリ、ゴルガッパのタマリンドウォーター。
そしてやはり、スナック類に付ける、タマリンドのチャツネ。
このあたりだと思いますが、スパイス番長でインドアメリカン貿易商会の野口さんのおじいさんが、「ライムタマリンドソ-ス」という、とんかつソースのような瓶詰めを輸入されていたことがありました。
これもちょっと考えられそうな・・・