- デリー銀座店
- 2016.01.05
イスラム的ターリ
1月2日、ランチの部のターリはこちらでした。
個人的にイスラム料理好きで、建築や美術工芸、色の使い方も好み。
今イスラムというと”テロ集団”的イメージで認知されているので、今回はそこも含めてのアイディアでした。
銀座店スタッフが分業で、作り上げていましたが、私の一品は画像のターリ外のデザート、クバーニアイスクリーム。イスラム教徒の大好物です。
本来は、アンズをジャム状にまで煮込むのですが、甘すぎるので、半生アンズを軽く煮込みました。
カレーは2種、下が「ビーフニハリ」、その左上が「バガラベイガン」、ライスに乗っているのが「ラムキーマ」。
藤色が「ナスのライタ」。
パパドに少し隠れているのが「チキンレシミカバーブ」。そして、ニンジン、ホウレン草、インゲンとポテトのサブジニ、ライス、チャパティでした。
中々いいバランスでできていました。
インドにおけるイスラム料理は、北インドでは紀元1000年前後、南インドでは紀元1200年代後半には、貿易のため来印したアラブ人によって広められていたようです。
もちろん花開いたのは1526年のムガール帝国ですが。
現在、羊肉が高騰しているので、ビーフも視野に、これからも試行錯誤したいと思っています。
クリスチャンのスワミシェフも肉好きで、彼の家に行くと、「安いから」と言って、ビーフ料理をよく作ってくれます。