- 社長雑談
- 2016.01.08
コロニアルホテル
画像は、スリランカ南西部ゴールにあった「ニューオリエンタルホテル」のランチメニューです。
現在は、アマンリゾートが買い取り、「ホテルアマンガラ」となっているようです。外観はほとんど変わらないようですが。
かなりいい価格で、$500以上するようです。
このメニューは35年前に、ランチで立ち寄った時に、支配人に頼んでもらったものです。
先代の社長から「面白いメニューがあったら、ダメもとで頼んでみろ」といわれていて、彼の時代も含め、インドの古いメニューがとってあります(今は写メで撮れますか)。
今、コロニアルホテルに人気があるようですが、サービスは西洋化、合理化され、ちょっと違和感を感じます。
3年前ですか、コロンボのゴールフェースホテルに泊まった時も、当時のゆったりした空気感がなくせわしく、レストランも今どきの笑顔と動きでした。
当時は、出先からホテルに戻るとドアマン、エレベーター担当も人懐こい笑顔で向かい入れてくれ、レストランはまるで自分の家みたいな気分にさせられました。
サービス自体は、ウェイターや掃除人が裸足だったり、こなれていない部分もありましたが、いい意味での植民地文化が残っていました。
しかし、その心地よさは、すばらしい。
ここで植民地政策の是非を問いかけるつもりはありませんが、戦後の日本を含め「古き良き時代」から、いろいろなヒントがあると思います。
次の世代にそのようなことをぜひ伝えるたいな、と感じています。