- 社長雑談
- 2016.01.10
人の振り見て・・・
同業のカレー店にて。
そのお店、40年以上前、カレー店で唯一”デートに使える店”として有名でした。
当時としては珍しく、ガラスのジャグにレモンスライスのはいった氷水が置かれ、テーブルクロスもありました。
久々に言ってみると、カジュアルな雰囲気に模様替えし、接客もサービス内容もカジュアルでしたが、決して悪いわけではありません。昔ほどよくないのです。
ほどなく提供されたカレー。
ビーフカレーを頼みましたが、色も付いていない茹でたか何かの柔らかくした肉がカレーの上に乗っています。
そして何よりもぬるい。
お値段は¥2000以上。
この時感じたのが、「人の振り見てわが振り直せ」の格言でした。
サービスは貯金ができず、お客さまにとっては、前の印象が比較対象ですから、難しいことも確かです。
しかし、一流ホテルなどでは、常にその水準をキープすべく努力、研鑽を積み重ねています。
中小、個人の場合は、人材確保がカギになるという言い訳があるのですが、お客様には通用しません。
「前はできただろ」だけです。
そして、この水準をキープするのが、正にトップの仕事であると痛感しました。
今年のデリーの目標として、常にこの問題を第一に考えるつもりです。