今、増加中のワンプレートカレー定食を家で。

　それまでインドらしい定食はターリ（とカトゥーリ）。
　カレー、サブジ、ライタあるいはスイートはカトゥーリの中に入れて仕切られていました。

　それに対し、ライスの上または脇に野菜を中心とした副菜がじかに、そして数多く盛られています（画像は２種ですがたぶん５種以上も）。カレーが別容器のものもあります。
　
　いつ頃から、どこからこういったスタイルに人気がでたのでしょうか。
　諸説ありますが、１つは「ミールス」から来たというもの。バナナの葉の上にライス、副菜を少しづつ、盛っていきます。
　真偽はわかりませんが、昔はインドでミールスを食べる時、葉の上にライスを盛り、最初にラサムが掛けられる。店員がラサムのお替りを持ってくるが、ここで断らない限りラサムが延々と続き、次のサンバルにいかないとか。またその次も。

　２つ目は「カフェ飯」説。カフェのワンプレートランチがトレンディーになった。
　３つ目は「東南アジアカフェテリア（屋台飯）」説。

　ま、いずれにせよ、これらやこれらの複合説が考えられますが、要は、今、オシャレ感覚で受け入れられているということです。

　また、ネットの画像などを見ていると、この画像にもあります、ニンジンのラペ（細切りニンジン）を使った和え物や炒め物の頻度が高く見られます。
　きれいなオレンジ色ですものね。
　美味しく見せることも、料理人の技量です。