当日の肉料理の解説です。

　これは、バンコクのガガンで「charcoal（炭）」という料理名のものをまねしました。
　そして、メニューのキャプションに「Be surprised !」と書いてあったので、今回は「カバーブ　サプライズ」と命名しました。

　実際は、スズキのミンチのカバーブで、黒い石の皿にもりつけしてありましたが、ここではラム挽肉のカバーブにしました。（皿もレンタルでしたので、そこに黒がなく、白になりました）

　単純に、食用微粉竹炭を付けて真っ黒にしました。
　お客様から「失敗して焦がしたのかと思った」といわれました（笑）。

　インドは、料理に色をよく使います。七色のビリヤニや、スイーツ、アイスクリームの色を見れば解りますが、「色＝味に一部」という考えが、自然を好む日本と違いますが、これもまた面白いと思い、メニューに加えてみました。

撮影：嶋田智紀さん