- 社長雑談
- 2016.03.13
ターリ提供法一考
金属の大皿と小皿で、壮観に盛り付けられたターリというメニュー。
食べる側からすると、視覚や嗅覚から食欲をそそられる、楽しい料理です。
これを作る側から見ると、厄介なところがあります。
「熱いものは熱い内に」といわれるように、特に日本では、カレーやライスの温度が、味の優先順位とされる方も多いと思います(インドでは直接手で食べることが多いので、そこまで熱々の必要が無いのかもしれません)。
カレーの種類が多く、さらにサブジやカバーブ類があると、同時に盛り付けるのは至難です。
それを解決するのは、人数とチームワークです。
あともう一点、一度にたくさんの注文があると、ターリを並べるスペースも必要になります。
東京は家賃が高いので、できるだけ客席を広く、厨房を狭く設計してしまいますし、人海戦術では、人件費が気になります。
ミッドタウン店でターリの提供時間が18時以降なのは、スタッフの夕食休憩などを考慮してのことです。
まあ勝手なことも述べてきましたが、お客様の欲するものを提供するのが当たり前ですから、もっともっと知恵を働かせねばと思います。
LOVE INDIAは、一種のカレーを各店の人たちが盛り付けるという豪華提供方法ですので、美味しくお召し上がりいただけると思います。