- 社長雑談
- 2016.03.27
刑務所カレー
こんなレトルトカレーを買いました。
1個¥1296が¥998ということでした。
内容は飛騨牛とニンジン、ジャガイモの具材がいっぱい入った日本式カレーでした。
1袋250gと、この手のカレーとしては、たっぷりです。
さて味ですが、普通に美味しいカレーでした。
個人的には、飛騨牛らしさをもっと表現して欲しかったかな。
あとこれは、このレトルトカレーに限りませんが、どうしても、あの高温処理したカルダモンの香りが、食後も口に残ります。
スパイスの中には、高温になると味や香りが変質することがあります。
レトルトは121℃という高温殺菌ですので、普通に煮込んでいる時の90℃~98℃とは違った仕上がりになります。
レトルトカレーは、出来上がったカレーと計量した具材をアルミパウチにいれ、殺菌機に入れます。
殺菌前と殺菌後の味に、違いが生じます。
その違いを考慮して、レトルトカレー用のスパイス、素材の選択、配合が問題なんです。
デリーでも、亀の歩みながら、この35年間、少しずつその知識が蓄積されているのでは・・・
最近の大手メーカーは、その研究も進んでいるのでしょうか、後味の良いカレーが増えてきています。
こういった改良は、日本人の得意技です。
まもなく、高級レストランと同じ味がレトルト食品で登場しそうです。