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ほぼ毎日更新!デリー社長のカレー談義

社長雑談
2016.05.11

スリランカ追憶

colonial

 最近、大阪からスリランカ料理の波が来て、東京でも、スリランカ料理店やスリランカ料理を出す店が増えてきました。
 ワンプレートものが多く、カレーや総菜が真ん中に盛られたライスの周りや上に並べられています。

 初めてスリランカに行った35年前、こういったものを食べなかったので、何か違和感がありました。
 3年前に、久々に訪れ、最初と同じホテルにも泊まり、食事もしましたが、やはり「何かが違う」と感じました。

 このことはここで1月にも書きましたが、その当時、スリランカでは、まだイギリスの植民地だった影響が強く残り、高級ホテルは、統治国スタイルのサービスや料理が主体だったのではないかと察しました。

 日本人に対しては、同じ仏教国、経済援助などで大変親日的で、インドと違い、西洋人並みの扱いをされました。
 ですから、コロンボを拠点にタクシーで各地に行ったのですが、ほとんどが西洋人が入るレストランのみで、一般的なスリランカ料理は、ほとんど食べませんでした。

 そして頭に残るのが、ホテルのダイニングで食べたビーフカレー。
 素晴らしく大きな皿に、ホールスタッフが周りを取り囲み、ライスやカレーなどが減ると、すぐに補充に来ました。

 それを勝手に「コロニアルスタイル」と思い込んでいるのかもしれませんが、そのいわゆる「古き良き時代」の心に感じたものを、一度皆さまにご紹介したいと思うようになりました。

 モダンインディアンも追求しますが、コロニアル・セイロンカレーのイベントも行いたいです。