カレー界では、今年のトレンドはスリランカ料理だとか。
　大手会社も普通のカレーをスリランカ風にする方法とかを伝授しているようです。

　カレーにおけるマーケティング的見方では、「スリランカ料理が流行っているというより、ワンプレートにライスを中心に、カレー、野菜、和えものなどを一緒盛りにしている”スタイル”が流行っているのではないか」とのこと。
　実際、インド料理とスリランカ料理の区別ができる人は、まだまだごく少数で、スリランカ料理自体の日本での理解度は無いに等しいとの見解。

　ではなぜ、このようなワンプレート盛り付けが人気なのか？
　これは、最近インドの若者が手で食べなくなったのと同様に、「スマートフォン」の普及と関係しているのではないでしょうか。
　スプーン一本で片手で食べられるのは、「スマートフォンながら族」には重宝なのかな？

　これはスリランカ料理に失礼なことを書いてしまいましたが、デリーでも、スペアリブカレーなど、スリランカ料理を作っています。
　インド料理に比べ、色彩とか食材などで派手さはありませんが、研究していきたい料理です。

　画像は、コロンボ郊外の中級（ちょっと高級？）ドライブインのランチです。