- ドライカレー
- 社長雑談
- 2016.06.16
ドライカレーのお話
今、サマーセール中です。工場製品は今がお得です。
そして、デリーのメニューに、創業当時からあるのが「ドライカレー」で、またいつも一定以上の評価をいただいています。
このドライカレー、創業時のメニューを見ると、トルコ風と書いてあります。創業社長は、なぜこう書いたのか?
それは、カレー専門店としてスタートしたデリーは、多くのカレーメニューを出そうとしていました。
カレースパゲッティ、カレーサンドイッチなど。
その中のひとつにドライカレーがいたと思います。
当時は、チーフ以外は、厨房士会からコックを派遣してもらっていましたが、頼んだのが西洋料理のコックでした。
その彼らと話し合い、メニューを決めた際、「ピラフ」が挙がり、創業社長は研究熱心でしたから、ピラフがトルコ由来と知ったからだと思います。
作り方は、当時のホテルなどのピラフの作り方から来ています。
ですから、ケチャップなどがはいっています。
後に私も、ホテルのコックからピラフの作り方を聞きましたが(約40年前ですが)、バターでタマネギをいため、具を入れ、そこにケチャップを入れてから、ご飯を入れて仕上げるといわれました。
ですから、デリーのドライカレーは、昭和の香りがプンプンしています。
手軽に家庭で作れるドライカレーペーストも、製法は変わっていませんから、昭和の方にはノスタルジックに、若い方には新鮮な味になるのではないでしょうか。