- 社長雑談
- 2016.07.14
和魂印才たんどーる・塚本善重
昨日、初台のたんどーる塚本さんのお店にお邪魔しました。
新装開店後、初めてでした。
店名が「和魂印才たんどーる」。
和の魂と印度の技量、才能。
普通とは逆の発想だと思います。
普通は、インドの魂を込めて、和の食材を調理するのですが、彼はインド料理に和の魂を込めるのでしょう。
たとえば、画像の鶏ナンコツ入りキーマに梅干しが乗せられていますが、印才というよろ私なら、せいぜい、タマリンドチャツネまででしょう。
また、ラムと新ゴボウの黒ゴマカレー。
このゴボウが難しい。大変に主張の強い野菜で、インド料理としては御しにくい素材です。
スワミさんは、日本に来てゴボウが気に入り、いろいろと作りましたが、自分でも「インド料理と相性が良くない」と言い、せっせと和食で食べていました。
しかし彼はこれを巧みに扱い、黒ゴマと合わせ、ラムよりゴボウを探してしまうほどのカレーに仕立てています。
彼の人柄も味の内ですね。この味に惚れ込んでいる奥様のサポートと。
LOVE INDIAには、このように才能のある料理人がそろっています。
そして、各々の視点の違いが本当に新鮮で、刺激を受けます。もちろんバックグラウンドの違いはありますが。
これからもそれぞれのお店にお邪魔して、刺激を受けないといけないと感じた昨日でした。
たんどーるの塚本さんも大病の後ですが、まだまだ先は長いので、無理せずに頑張っていただきたいと思います。
ご馳走様でした。