- 社長雑談
- 2016.09.15
薬味のチーズ
上野店の金曜日「初期のデリー」でお出ししている薬味のチーズ。
これは、ゴボウ漬とともに初期からあります。
ただこれは、棒状のプロセスチーズを「苧環(小田巻)」と呼ばれる、和菓子や魚ソーメンを絞り出す道具で作っていました。
なぜ初代が、この道具、この形状にしたのか、残念ながら聞き忘れて、定かなことは判りません。
しかし、寒い季節になると、このチーズが固くなり、絞り出すのにとても苦労しました。
腱鞘炎にでもなるのでは、と思うほど(笑)。
そこで今回は、画像のインドの道具を使っています。
これは、ムルック(南インドの麺状のスナック)やファルーダ(クルフィーに添える麺)を作る道具です。
こちらはハンドルが付いていますので、使いやすいです。
昔から、QBBのチーズを使っていましたが、ある時メーカーを変えたら、ボロボロと切れて汚らしく、また、お客さまからも「いつものチーズと味が違う」と怒られた思い出もあります。
そんな昔を思い出しながら、明日は「初期のカレー」をカシミールで食べたいと思っています。