- 社長雑談
- 2016.10.09
パクチー狂想曲
ちょっと前まで、嫌われ者だったパクチーが、今は「大盛り」「食べ放題」と、一部かもしれませんが、脚光を浴びています。
最初に出会ったのが、40年前位、テールスープに浮かんでいて、当時は「チャイニーズ・パセリ」といわれました。
その後、中国語の香菜(シャンツァイ)を経てタイ語のパクチーと呼ばれ、ブレークしています。
インドでは、ダニヤ(ダニヤパッタ)、アメリカや今の料理界では「シラントロ」が一般的だと思います。
これは、本来、コリアンダーの葉なので、種子のスパイスのコリアンダーとの混同を避けるために名づけたと思います。コリアンダーリーフでは長いからかな?
さて、今回のタイトルをなぜ、「パクチー狂想曲」にしたかというと、SNSに、日本在住の対人の方が「タイでは、パクチー大盛りとか頼むことは無いし、料理には入っているが、別に大好きなわけではありません」とのコメントを見て、「どうして日本で?」と思ったからです。
インドに行った時も、大方の料理にダニヤは入っていて、好きだとは思いますが・・・
いつ、どこから嫌われ者が人気者になったのか。
現代日本の味の嗜好を知る意味でも、もうちょっと探ってみます。