「目には青葉　山ホトトギス　初ガツオ」の季節になりました。
　
　東京の町の匂いも春から夏の匂いに変化し始める時です。
　個人的に、東京の四季は香りで記憶しているところがあります。
　この初夏は、青臭さと空気が濃くなっていく匂いがします。
　真夏になると、あのアスファルトが溶けて、むせかえるような熱気ある重い空気の匂いが建物を出る時に感じます。

　そしてこの時季の食べ物の香りの一つに「うすいえんどう」があります。
　数年前、初めて紀州産のうすいえんどうに出会い、日本のえんどう豆の恥じらいらしさ？と何か懐かしさを感じました。

　インド料理でもグリーンピースはよく使われる食材ですが、外食産業では輸入物が多く、甘味が強く香りが少ない気が。
　そしてこのうすいえんどうの味も甘みもやさしく、グイっと惹かれれました。

　また、画像のようにプラオやマタールマサラなどを作りたいです。