- 社長雑談
- 2024.05.07
昭和レトロ
画像はそう古いものではありませんが、昭和という切り口で。
最近は、昭和を懐かしむもの、事に人気かあるようです。
昭和20年代に生まれた者としては、当時の良し悪しが同時に思い出されます。
確かに右肩上がりの経済成長で、年々豊かになる実感(ほぼ物欲というか、家も電化され、ファッションも文化面も)はありましたが、やっぱり今の方が便利できれいになったと感じています。
私の生まれは築地でしたが、街中ハエがブンブン飛んでいました。
町食堂では、天井にハエとりリボンが下がっていて、そこにハエがいっぱい付いていましたし、ゴキブリが出てくるのも普通でした。
ペットの犬の糞も町中垂れ流し、いや、男も壁や木に平気で立ち小便して、アンモニア臭がしていました。
今は首都高になった川や運河もどぶ川で、自転車やタンスなども捨てられていました。
服や靴下も、穴があくと繕って、つぎはぎは当たり前でした。
東京オリンピック1964に向けて、一気にきれいになったのかな。
初めてコルカタの町を見た約40年前、何か懐かしく引き寄せられたのも、そんな記憶があったからでしょうか。