- 社長雑談
- 2024.01.31
大人の味覚?
苦味と酸味は「大人の味」と言われます。
子供は本能的に、「毒の苦味」と「腐敗の酸味」を避けるとか。
大人になってくると、この苦味、酸味にある種の心地よさを感じる。
これを「大人の舌」」とも表します。
逆から見ると、子供の舌はより敏感で、大人になるにつれ鈍感にになるといえます。
苦味を感じる食品としては、山菜、きも、焦げ、スパイス、お茶、コーヒーなどなどがあり、どれもが「美味しさ」に通じます。
さて昔から「春は苦味」といいますが、冬の脂肪分、甘味で重くなった体からの脱却には、苦味が体をシャキッとさせるのかもしれませんね。
先日約1年ぶりに、黒門町の「クローバー」さんで「カキカレー」を食べました。
スパイスの苦味と、貝の甘みの中に、わずかに感じる”きも”の苦味のハーモニーを感じました。
冬のカキではありますが、、このかすかな苦みを感じると、「冬来たりなば春遠からじ」と、脳に感じたようです。
ごちそうさま、おいしかったです。