３日後に迫った２０２４年。
　果たしてどんなカレーが皆さん食べたいのでしょうか？

　戦後からバブル頃までは「モノ」の時代と言われて、美味しさや量という物質的価値をレストランに求め、ミレニアム２０００年に入ると「コト」の時代と言われ、レストランに求められたのは、味+サービス+アトモスフィアといいますか、「レストランで食べるコト」全体、（デート、会食等々（における）を求められました。

　そしてポストコロナでは、先日外食評論家の方のご意見として「意味」という言葉で、健康志向、サステナブル、環境保全等々がキーワードとなっていました。

　我々にとっては、「モノ」「コト」「イミ」と全部が必要なので、それをすべてこなすことは難しいです。

　そこで、ちょっとでも、その線に触れられるカレーとしては、「野菜カレー」と「ダル（ひき割豆カレー）」かなと考え、そこにデリーらしさをどう加えていくか考えようと思っています。

　野菜たっぷりダル、肉入りやソーセージ入りのダルなど、デリーの創業からのコンセプト、「現地の味を損なわずに、日本人の舌、風土気候に合わせた」ものにしたいですねえ。