- 社長雑談
- 2023.10.23
ダシ
画像は10年以上前に作った「スープカレーうどん」です。
この時がたぶん初めて、カレーと和風ダシを組み合わせたのかな。
チキンとカツオでした。
和風ダシは、日本人なら慣れ親しんだ、ほぼ毎日、みそ汁、そば・うどん、煮物などで口にしています。
ご存知のように、ダシにも様々な原料があり、カツオ、昆布、イリコ、アゴ、椎茸などなど、それらの組み合わせも考えると、作り手によって違いますし、また家庭によっても違います。
しかも、ほとんどが乾物です。
このダシが世界の料理人が注目しているようですが、カツオの獲れない北欧では、鹿の赤身を乾物にして代用というのも見ました。
大阪スパイスカレーもこのダシをうまくカレーと融合させて、日本米と合うものを作り出しました。
たぶん、隠し味で使うことは多々ありましたが、ダシを前面に出してのカレーは新鮮さがありました。
私は関東人なので、子供の頃からダシといえばカツオで、初めて讃岐うどんのイリコを食べた時は不思議な感覚でした。
また、年取ると、舌が先祖返りしてか、カツオが好きで、しっくりきます。
しかし、今の人たちは、もっと味に貪欲なので、カレーと合うダシ、個性的なダシも研究したいです。