- アトリエデリー
- 社長雑談
- 2023.10.20
牛ホホ肉
アトリエデリーのメニュー「牛ホホ肉のビリヤニ」、予想以上の人気で、本日分は売り切れました。
「牛ホホ肉」が魅力なのでしょうか。
確かに、牛肉で最も煮込みに適しているのはホホ肉だと思ってます。
次がスネ肉、そしてバラ肉の順位でしょうか。
これは単に食べた時のジューシーさとパサつき感から、割り出していますが。
いずれにせよ、筋が溶け込んでゼラチン質になり、肉の中にとどまるからでしょうか。
脂肪分も煮ると美味しいですが、バラ肉など、脂肪そのものは美味しいですが、脂肪分は外に流れ出て、赤身の肉部分はパサぼろに。
「ビーフカレー」を試作して、と頼まれて、牛バラと牛ホホの2種類を作ると、ほぼ全員がホホ肉をチョイスします。
この「牛ホホ肉」、今ほど人気が無かったのは、肉の分類に入らず、内臓の一部として流通していました。
枝肉といって、よく牛肉が一頭分ぶら下がっている画像がありますが、そこに頭と内臓は付いていません。
従って、普通の肉屋ルートでないところから仕入れなければいけませんでした。
やはりバラ、リブ、ロイン、モモに比べると、多少香りが違いますが、そこはカレーの強み、気にならないと思います。
明日土曜日、ぜひ牛ホホ肉カレーでのビリヤニのおいしさ、味わってください。