「牛すじ」という食べ物を知ったのは、もしかしたら1970年大阪万博あたりでしょうか。
　たぶん、東京の肉屋にはなかったのではないでしょうか？
　牛ホルモンは、飲み屋の「煮込み」で一般的でした。

　確か万博の時、おでんを食べた時という記憶があります。
　東京でおでんのスジというと、コリコリしたのが入った、魚の練り物で、大好物でしたので、竹串に刺さった牛にびっくりした思い出があります。
　その後、仕事で大阪に行った際、飲み屋の鍋に牛スジ串だけが煮込まれていて、「おっ、牛スジか」と言ったら、「それリブロースや」とおばあさんにからかわれました。

　しかしその後、よく煮込んでスジがゼラチン質にとろとろになったものが大好物に。　
　特にカレーが。

　今週のアトリエで、源君が私に作ってくれるそうで楽しみです。