- 社長雑談
- 2017.01.13
1月2日のカレーと・・
メインの皿は、内戦前のホテルで味わった、スリランカカレーをイギリス的感覚で、盛り付けとサービスを試みました。
真ん中のライスは、コシヒカリとバスマティのブレンド。
割合は試行錯誤しましたが、できあがりは思いのほか美味しく、バスマティの香り、コシヒカリの甘みと粘りが上手く融和され、想像以上でした。
ビーフカレーは、何度も作っていますが、ランペとカレーリーフの香りに、ココナッツミルクとトマトでバランスをとりました。
ビーフは、アンガスのバラ肉の外側の脂肪をそぎ落とし、オイルでコンフィしました。
ダルは、タドゥカダルの方法ですが、最初がタマネギ、青唐、トマトで2回目がカレーリーフとマスタードシードとオイルの、2段階のテンパリングにしました。
パパダム、揚げゆで卵、ナスのピクルス、小魚フライ、トマトサンボル、ドライポテトにマルン(上から時計回り)を大皿の周りに配しました。
本当は、ウェッジウッド、マイセン、大倉陶園なんかの金縁や素敵な絵皿を使いたかったのですが、予算の都合で・・・
また、サービス時も、当時のように。カレーはチューリン、副菜やライスも素敵な銀食器で行いたかったなあ。
思い出は勝手に増幅されて都合よく記憶に納められていくものですが、こういった料理をこういったサービスで、キャンドルライトの下、屋根つき戸外で、インド洋の波の音、シタールの生演奏と外国語を耳に、なま暖かいブリーズと冷たいビール、アラックやジンとともに食べた、上質の時間でした。
ハネムーンだったからかな(笑)。