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ほぼ毎日更新!デリー社長のカレー談義

アトリエデリー
2023.09.07

「避暑地のブランチ」がテーマ


 明日明後日のアトリエデリーは、「避暑地のブランチ」と題して、南インド・カルナタカ州の高原リゾート・コダグ(コールグ)のビッグブランチをイメージしたターリをご用意いたします。

 植民地時代のイギリス人が目を付けたのが初めのようで、暑いインドでは、夢の様な場所だったのでしょう。
 こちらの名物は「パンディカレー」という豚肉のカレーで、焙煎したスパイスとカチャンプリという酸味のある果実を使ったカレーです。
 カチャンプリは、ゴアのコカン、スリランカのゴラカなどの親戚の植物の実。
 今は、タマリンドのように黒い濃縮ジュースで販売されています。

 今回は、田中源君が、カチャンプリが手に入らなかったので、デリー風にタマリンドとバルサミコ酢でアレンジしました(彼も3カ月、カルナタカにいましたから)。
 豚肉を皮付きバラと肩ロース肉をを使い、ワイルドな感覚に仕上げました。

 そこに、南インド風のチキンカバーブ、チキンレバーマサラ、タケノコのポリヤル、パラタにココナッツライスを。
 
 休日の避暑地のホテルでの遅い目ざめに、バトラーがベッドサイドまでモーニングミルクティーを持ってくる。
 ベランダで気持ちのいい高原の空気を感じながら、空っぽの胃袋にミルクティーを流し込む。
 それらをゆっくり楽しんだ後に、テラスレストランで、朝食兼ランチ。

 そんな大妄想で、このターリを作りました。
 外は蒸し暑く、雨模様ですが、頭の中だけでも、高原の避暑地へどうぞ。