明日、明後日のアトリエデリーは「避暑地のランチ、魅惑のカシミール」と題して、インド北部、カシミール地方の料理を。

インドの北部の高原避暑地、標高1600ｍ、カシミール地方・シュリナガールのダル湖で食べる、ハウスボートやダバのランチを想像してください。
　軽井沢が標高1000ｍですから、インドでは天国の様な気持ち良さでしょうね。

　そしてメニューもカシミール料理です。
　ここにはイスラム教、ヒンドゥー教、少しの仏教徒がいますが、ヒンドゥー教のブラーマンさえも肉を食べるので有名。
　特にマトン（ラム）です。

　先週のラムカツ人気を見て、「今、ラム来てる！」と勝手に判断してしまいました。

　ティフィンボックス上段のカレーは、有名な「マトン ロガン・ジョシュ」。メースの香りとアーモンドとカシミーリチリ、マスタードオイルのリッチなカレーです。
　やはりマトンカレーのトップクラスのカレーでしょう。
　柔らかーく煮込まれたラム肉と、濃厚なカレーソースが、ロイヤル感を醸し出します。

　中段は、ゴシュタバというカシミール・ムガールのロイヤルメニュー、ラムコフタ（団子）のヨーグルトソースとチャナダル。
　
　そして下段はカシミーリライスで、軽いサフランの香りとタマネギの甘さがロガン・ジョシュを引き立てます。
　箸休めにレンコンのパコラを。

　そしてそして、アトリエデリー特製のダイコンのアチャールを添えました。

　今回は王朝スタイルで、それほど辛いものは有りませんが、バカ暑い都心で、ひとときの避暑を楽しんでください。