- 社長雑談
- 2023.08.02
バスマティ米のこと
今はネットから日本中の方が買うことができますし、インド料理を好きな方で、知らない人がいないバスマティ米。
初めて知ったのは1980年でした。
在日のインドの人から「とても美味しい米がインドにあり、値段も高い。何よりも炊いている時の、あの何とも言えぬフローラルな香りがたまらない。近所で炊いていると、皆集まってきて、その匂いを楽しんだ」
それを聞いて、いてもたってもいられない。
当時は手に入れるところも分からず、すぐインド大使館に行き、知り合いに尋ねると「大使館員用の便で頼んであげる」と言われ大喜び。
炊いてみると、他の長粒米の時のようなポップコーンの香りでなく、確かに花のような香りがしました。しかも長くてパラッパラ。
その後、インドに行った時に、そしてパキスタンでバスマティ米を製造販売している友人から得た知識で、古米の方がワインと同じように高級。乾燥して香りが凝縮するとか。
そんな最初の印象から、バスマティ米の良否は香りで決めています。
特にビリヤニ。
何種類か試して、高くても、スパイスと共に、あの花の香りがするものにしています。
現在ビリヤニ用は、2年のエイジドのものを使っていますが、5年以上のものも手に入れば試してみたい。
香りの弱いのはビリヤニにはダメ!
(値段の問題ではなく、鼻が頼りですが)
これが匂いフェチの私のバスマティ米の選択方です。