- 社長雑談
- 2017.02.26
フィッシュ、魚
この欄でも前に書きましたが、以前に比べ日本でも、フィッシュカレーが抵抗感なく食されるようになりました。
テレビなどメディアでも、紹介されるのは魚料理が多くなりました。
肉はほぼ世界的に、牛・豚・鶏・羊が主流ですが、魚はお国柄が強く出ます。
インドですと、海魚なら、マナガツオ、サワラ、カツオ、ヒラメ、そして近海のイワシ、アジ、サバなどでしょうか。
日本はちょっと前から、好みが変わってきたような気がします。
それは漁法や鮮度保持の技術進歩もあるでしょうが、深海魚が増えてきました。
子供の頃、冬はカレイ、ブリで、あとはマグロ、イワシ、サバ、アジ、ヒラメがほとんどだった記憶があります。
しかし、最近はもちろん上記の魚もありますが、キンメ、キンキ、ノドグロ、輸入でメロ(銀ムツ)、銀ダラ、アンコウなど、深海魚の脂の乗った魚が好まれます。
従って、インド料理でも、日本人に喜んでもらうには、こういった嗜好の変化も的確にとらえて提供していく必要があるように感じています。
同様に、日本には日本人固有の生臭さの感じ方がありますから、下処理法その他も考えなければと思います。
キンメカレー、キンメのティカ、ノドグロカレーなどとメニューにあると、ちょっと食べたくなるような・・・
でも、こちとら江戸っ子ですから、「江戸前アナゴのカレー」でもいきましょうか?