- 社長雑談
- 2023.06.23
インド的スープカレー
随分と、約20年くらいかかったでしょうか、東京にもスープカレーの店が増え、カレーの一ジャンルに定着。
最初は、「丸ごと鶏もも肉」「大きい豚バラかたまり」に大きくカットされた野菜というイメージが先行していました。
そして、ダシとハーブ類のシャバシャバカレー。
デリーもシャバシャバカレーなので、「これ、スープカレー?」と聞かれる方もいらっしゃいましたっけ。こっちは65年以上も前から作っているのに😜
今は、スパイスカレーというジャンルで、シャバシャバにはこだわりませんが、ダシの効いたリベラルなスパイス発想の、でも具がメインではないものが人気になっています。
さて、インドに於けるスープカレー的立場のモノはあるか?
まあ、米飯食地域の家庭料理にはよくありますが、食堂系では「ケララ風シチュー」が近いのでは。
インドのカレーは、チキンカレーはチキンのみ(ベンガル地方はポテトは入ることが)、マトンカレーはマトンのみ、野菜も一種で作ることが多いですが、このシチューは肉と数種の野菜の入ったものをよく見ます。
だから、カレーと呼ばずにシチューというかはよくわかりません。
インドの学校の教師に聞くと「炒めタマネギにスパイス、トマトかヨーグルトなどでマサラを作るのがカレーで、ただ煮込むのがシチュー」だとか。
いずれにせよ、このシチュー、大好物です。
いろんな具で食感が楽しいし、見た目以上にさっぱりしていて、とてもご飯によく合います。
ビーフもチキンもラムもおいしいです。
何よりも見た目が、色使いも多く、楽しくてきれいですね。
ビジュアルが大切な現代、「インド的スープカレー」として、作っていきたいですねえ。
実は明日の料理教室で作りますが。
https://cul.7cn.co.jp/programs/program_983082.html?shishaId=1001&pgid=osusume