- 社長雑談
- 2017.03.14
ビリヤニ考 つづき
初めてビリヤニを食べたのは、40年以上前の、日比谷のマハラオだと記憶しています。
その時は、単品のビリヤニではなく、プレートランチのイエローライスの上というかドーナツ型の中というかの所に、カレーが乗っていたもので、メニューに「ビリヤニ」と書いてあった憶えがあります。
その後銀座通りにあったアショカでも食べました。
本格デビューはインドだと思います。
その時に、初めてライタの存在を知り、「ライスにヨーグルト」初体験でした。
違和感なく食べられましたが、ライタがビリヤニと名コンビかはなんとも言えません。
しかし、インド人達から「ビリヤニにはライタ」と断言され、インド料理屋という自分の立場を考え?、洗脳されていきました
「この油が多く、スパイスが強いビリヤニに、消化を助けるライタは必須」だと。
インドマニア、フリーク、ギークの方たちは、全く問題ありませんが、初心者クラスの方だと、まだまだ”ご飯にヨーグルト”は違和感がある方もいるのでは。
画像上段の真ん中に、ハイデラバード風のカレー(グレービー)がありますが、この方が初心者にはしっくりくるのではないでしょうか。
今まで何度か提供した時も、グレービーの感触はいいようです。
これから日本で、ビリヤニを進めていくには、グレービー(あるいはライタと両方)を添えて、自然に流していく必要があるのではないでしょうか。