- デリー銀座店
- 2023.05.31
6月の銀座店
6月の銀座店、佐々木料理長がマレー料理をトライしています。
カレーは、チキンのココナッツカレーにタケノコなどの野菜を加えたもの(画像上)。
マレーシア、シンガポールはマレー系、中国系、インド系の多民族国で、料理にも、料理法にも違いも同化も存在します。
カレーで言うと、インド系やマレー系はよく煮込む料理法のカレーですが、中国系になると、中華鍋一つで瞬く間に仕上げます。
また、マレー料理はココナッツを多用し、中華はあまり使いません。
今回のは、マレー系のココナッツ煮込みカレーでしょうか。
ディナータイムの一品は「バクテー(肉骨茶)風スープ」と名付けられた、薬膳、スペアリブ、チキンのスープ仕立て。
その昔、出稼ぎの苦力(クーリー)が、栄養のために、捨てられた、わずかに肉の付いた骨で作ったからという説もあるそうです。
ですから、朝食としてご飯や揚げパン(油條)と食べていました。
今回はそれを、軽めにスープとして復元。
雨の季節に、こんな料理もいいのでは。