よく問われるのが「なぜソースだけなの？」「肉などの具がはいっていないの？」です。

その答えは、これらデリーカレーソースをはじめとする７種のカレーソースに与えられた“最優先事項”が、「レストランの味をご家庭で」だからです。

レストランは、毎日ほぼ同じ味にしなければなりません。

具材を入れて煮込んでいくと、カレーソースも具材の味も変わってしまうので、ソースと具は別工程で調理します。

また、よく見かけるレトルトカレーですと、法律上、具材の中心部まで１２１℃４分間加熱しなければなりません。

なのでどうしても圧力鍋の中で４０分は加圧加熱されます。

すると当然、味や香りは変化します。鶏や牛、魚の缶詰でも良し悪しは別に、味は普通に煮たり焼いたりしたものと、全く違いますね。

ということで現状、レストランの味にできるだけ近づけ、常温流通できうる方策が、このカレーソースのみの販売となっています。。

肉は焼くなり茹でたもの（店ではチキンは焼きますが、その他の肉はじっくり茹でています）をカレーソースとともに小鍋に入れ、沸騰まで煮込むのが、レストランスタイルです。