ここのところ「昭和、昭和の」という言葉をよく聞くように、あの時代の食べ物、音楽、その他もろもろサブカルチャーが、また脚光を浴びている気がします。
　高度成長期とともに育った者としては、親近感を感じます。

　「喫茶店のカレー」を考えてきましたが、ドライカレーも喫茶店だけとは限りませんが、このピラフ的ドライカレーには、郷愁を感じます。
　今ほどオムライスが注目されず、メニューにはドライカレーとチキンライス（オムライスの中のケチャップチキンご飯）が並んでいました。

　当時は、今のキーマ型ドライカレーとピラフ型ドライカレーの論争のように、ドライカレーとカレーチャーハンの違いが話題に上がった事も有りました。
　その時のホテルのシェフが、「カレーチャーハンは油でご飯を炒めてから味付けだが、カレーピラフはタマネギ、ハム類などの具をカレー粉とケチャップでソース作ったところにライスを投入」と書いていたのを記憶しています。

　それはともかく、いまだに一定の人気があるデリー式？ドライカレー。
　今一度、お試しのほど。