銀座店、4月のカレーは「チキンティカマサラ」です。

　イギリス発祥と言われるカレーで、バターチキンと似ていますが、現地ホテル料理人によると「似て非なるもの」と言われました。
　チキンティカマサラは、イギリスのバングラデシュ人経営のインド料理店で。タンドーリチキンティカを頼まれ、提供したら、カレーだと思っていた客は、「ソースがないじゃないか」と怒り、それでコックがコンチクショウと思ったか、キッチンにあったキャンベルトマトスープ缶で煮込んだら、大人気で商品化されたという逸話が。

　個人的な感覚では、「チキンティカマサラの方がバター－チキンより縛りがあまりなく、作り手の自由度が高く、それほど甘くない」でしょうか。

　佐々木料理長の得意な分野ですから、きっとご満足いただけるでしょう。