今週、3月31日（金）と4月1日（土）のアトリエデリーのイートインは、牡蛎のホウレン草カレーを中心に。

　日本人は食べ物に、昔から「はしり」「旬」「名残」という考え方があり、季節を食べ物で感じるところがあります。
　カキも、保存技術や養殖、種類などで一年中楽しめますが、何か冬の寒い時季が旬で、食べたくなります。

　我々もはしりと旬で、カキをお出ししましたが、この時季、名残のカキを楽しんで、また寒くなる日を待ちたいと思います。
　最後のカキはホウレン草とともに、カレーで召し上がって頂こうと思っています。
　サイドにも、何か名残となるようなものを加えて、この寒さが厳しかった冬に、お別れしたいと思っています。
　和食だと、「はしり」「旬」「名残」の味の違いを料理法で工夫していくそうですが、どこまでできるか挑戦です。