- 社長雑談
- 2017.05.04
タフタン
もう10年位経ちますか、銀座店で、スワミシェフと「ムガール料理」のイベントを開催しました。
その時調べていると、現在のムガール料理に、パンジャブ、カシミール経由と、直接ペルシャから入ってきたものの2種類あることがわかりました。
前者は、インド的に咀嚼されたというか、インド的にふるいに掛けられたもの。
後者は、ペルシャダイレクト。これは、ラックナウ(アワディ)、ハイデラバードに残っています。
そんなアワディ料理に着目したニューデリーのシェフ、アクシェイ・マルホトラ。
そしてそこで出しているのが画像のパン「タフタン」です(もっと小さく、手のひらサイズのようです)。
でも、ムンバイでもペルシャ料理もあるようなレストランでも食べられます。画像は、個人的体験から大きいサイズにしました。
ペルシャの貴族階級で食べられたのが始まりといわれています。
ナンより、表面が硬く、トッピングが載っています。ドウにサフランを入れるものもあるようです。
今回は、カラジラ(カロンジ、ニゲラ、ニジラ、オニオンシードともいいます)を載せて焼きましたが、これがエキゾチックないい香り。
ナンやチャパティ、プリ以外にも、多種多様なパン類がインドには存在します。
皆様もインドに行かれて、何か発見したら教えてください。