- 社長雑談
- 2017.05.05
老舗インド料理、カレー店
<本日は敬称略で>
今日は、創業当時から現在も人気の高い老舗インド料理・カレー店のことを。
今年、インドカリー登場90年の新宿中村屋。東銀座ナイル、麹町アジャンタ。そしてもう一店、マハラジャレストラングループ。
実はこれらの店には共通点があります。
それは、純インド人発案のカレーですが、その創業オーナーの奥様がすべて日本人だということ(中村屋は創業者の娘)。
日本で開店し、日本でのビジネスには、日本人の味覚、文化・習慣、そして信用などが重要なファクターなのではないか。
今はオーナー一家が引退されましたが、一時10数店舗展開したサムラートも、奥様は日本人。
極東で、排他的なイメージの島国日本で、コミューンもない異国の人たちが、日本人相手にレストランをやっていくには、多くの苦難があったことでしょう。
そこには、「内助の功」(こんな慣用句では失礼かもしれませんが)が、最大の力であったことでしょう、日本人夫婦でも同じですから、ましてや・・・
とある首相が「女性の社会参画」などというスローガンを言っていますが、昔から日本の女性は強く逞しく、夫を、いや日本を支えてきたのかも。戦争や高度成長期の製造業など、力仕事が必要な時は、ちょっと休んでいただけだったように