- 社長雑談
- 2017.05.16
ワンプレート
ここ2,3年、カレーと料理がワンプレートに盛られた料理をよく見かけます。
ボリューム感、カラフルさにわくわく感が感じられますが、「インスタ映え」も大いに影響しているのでは。
中でも大阪が中心のスリランカカレーが有名です。
これには、インスタ映えの他に、大阪文化も影響しているという説も。
大阪は商いの町。お客様次第では、昼飯もゆっくり食べる暇がない。
そんな時、カレーとライスが別で、悠長にかけながら食べる暇はない。
最初からライスにかけてあって、片手にスプーン、片手に新聞や帳簿でかっ込む。
「自由軒」の混ぜカレーも大阪らしい。
一方、東京のワンプレートは、カフェから始まったという話。
大きめの皿に、カレー、ライス、サラダなどが盛り込まれ、ちょっとバゲットも添えられて。
季節によってはテラス席で。
また、湘南のテラスで、江の島でも眺めながら。
いわゆる、女性がかっこよく食べられるカレーライスということでしょうか。
さて、インドの新聞にも、最近は町食堂でも、手で食べる人が減り、スプーン派が増えているそうです。
その大きな原因は「スマホ」の登場で、うっかりカレーがついた指でスマホを触るのがイヤだから。
時は流れています。
食文化とは、こんな形で変化していくのでしょうか。